システム開発のスケジュールがうまく行かない訳
不確定要因が大きいからだ。
不確定要因の洗い出しが完ぺきな人間は、得てして超頭が良い。
コーディングも早い、なので天才と呼ばれる。
凡人は、不確定要因を自分の残業や高負荷でバッファで吸収する。
そして、「スケジュールは守るものであり、見直すものではない」という間違った認識が発生する。
つまり、オンスケジュールとは、超、余裕のスケジュールを組むか、たまたま運良く不確定要因が発生しないか、高負荷と大量の残業で賄うか、もしくは品質を最低限を下回るレベルまで落とすか、もしくは開発メンバーが天才かだ。
凡人だけの開発メンバーにとって、スケジュールが、トップダウンで決定されるとしたら、幸運に恵まれない限り、常態的な高負荷、残業の場合は、次は品質だ。
チャレンジもしなくなる。
なぜなら、チャレンジとは不確定要因の塊だからだ。